あしなが育英会レインボーハウス

6月24日にあしなが心塾レインボーハウスで「子どもグリーフサポート実践者研修会」が行われました。グリサポ浜松(子どもグリーフサポートの場を浜松にも)のメンバー3名がこの研修に参加しました。

 

研修会場のあしながレインボーハウスをご紹介します。

 

あしながレインボーハウスは、 あしなが育英会が運営する、親を亡くした子どもたちのケアセンターです。あしなが育英会は、病気、災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体です。国などからの補助金や助成金は受けず、すべて寄付金で運営しています(あしなが育英会HP参照)。

レインボーハウスは、東京、神戸、仙台、石巻、陸前高田にあり、 国内外の寄付により運営されています。レインボーハウスでは、 サマーキャンプ、 クリスマスやお正月のつどいなど遺児のためのさまざまな活動が行われています。また保護者の集いもあります。

 

⚫︎遺児たちにとって安全で安心できる場所

あしながレインボーハウスは、遺児たちが安全な場所で、 安心して悲しみなどさまざまな感情を出せるように様々な工夫がされています。

「火山の部屋」にはボクシングのサンドバッグやグローブが置いてあり、怒りを思いっきり爆発させることができます。「おしゃべりの部屋」「アートの部屋」「おもいの部屋」「 遊びの部屋」があり、心の状態に合わせ、子どもたちはおしゃべりをしたり、料理をしたり、考えたりすることができます。レインボーハウスで子どもたちが過ごす時は、 必ず研修を受けたファシリテーターが子どもたちの側についています。

 

⚫︎あしながレインボーハウスのルール

レインボーハウスにはルールがあり、ルールを書いた紙が、 各部屋に貼ってあります。

「ひとやじぶんのからだをきずつけない」「 ひとのいやがることをしない・いわない」「ファシリテーターといっしょにいる」「 はなせいないことはパスできる」「ストップといわれたら、 やめる・とまる」「ひとのことをよそではなさない」「 トーキングすてぃっくをもっているひとがはなす、 ほかのひとはきく」など、ルールがあります。

 

レインボーハウスで行われるつどいに参加するための宿泊費、 交通費、食費の6割はあしなが育英会が支援をしています。

 

あしなが育英会とあしながレインボーハウス:

あしなが育英会が運営する、親を亡くした子どもたちのケアセンターです。あしなが育英会は、病気、災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体です。(参照:あしなが育英会HP)http://www.ashinaga.org/

 

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